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「みゅうの足パパにあげる」の感想
石丸博也さんが、副音声をされるので、このドラマを副音声で見ました。私は石丸博也さんのまじめな感じの副音声を聴くのは、火曜サスペンス劇場の時以来で、かなり久しぶりです。
ドラマは、とても良かったです。CIDPという病気のことを初めて知りました。
最初の病院で、ギランバレーと診断されますが、この時のお医者さんは、最初から「4週間で治る」と断言しすぎだな、と思いました。治る時間は、人それぞれだと思うからです。そのうえ、違う病名だと診断していてはどうしようもないですね。
妻の綾さんは、とてもしっかりしているな、と思いました。転院を申し出た時には、やや驚きましたが、この判断は正しかったわけです。
セリフのやりとりで、ひとつだけ不自然に感じた箇所があります。転院した先の病院で、病名が知らされる日、綾は、みゅうの運動会で、病院に行けないのですが、その晩に、隼人が綾に電話をかけたシーンです。
普通なら、電話がかかってきてすぐに、「結果はどうだったか」と質問するのではないでしょうか。その質問がなく、他のことを話していて、隼人の方から病名の話を持ち出していくのは、変な感じがしました。
それにしても、病院のような車椅子に乗っている人が多い場所でも、バリアフリーが徹底されていないのですね。隼人が病院で車椅子に乗っていて、段差にひっかかるシーンがありました。
ドラマは、隼人が気持ちがあがったり、さがったりするのにも共感できましたし、綾のしっかり者ぶりにも、感心しました。良かったです。