「ブレーメン4」との出会い
「ブレーメン4」は、アマゾンで「石丸博也」と検索していて、見つけました。でも、DVDは、廃盤になっていて、中古品で買うしかないんだな、と思っていました。
そんな時、Yahooテレビを見ていましたら、2008年7月17日に、「ブレーメン4 地獄の中の天使たち」が、日本映画専門チャンネルで放送されることを知り、見ました。
「ブレーメン4 地獄の中の天使たち」あらすじと声優
「ブレーメン4 地獄の中の天使たち」あらすじ
猫のコーダ、ロバのラルゴ、犬のアレグロ、雌鳥のメヌエットが、宇宙からきたロンドから、人間に変身できる道具をもらい、人間になって、バンドを結成し、かつてコーダを飼っていた少年トリオに会いに行く、という話です。平和を求めるというテーマの作品です。
「ブレーメン4 地獄の中の天使たち」 声の出演
コーダ 岡本茉莉
ラルゴ 富山敬
メヌエット 京田尚子
アレグロ 石丸博也
ブラックジャック 野沢那智
アダジオ 富田耕生
トリオ 菅谷敬子
1981年手塚プロ作品
「ブレーメン4 地獄の中の天使たち」感想
ブレーメン4 地獄の中の天使たちを見ました。私は、手塚プロの作品をあまり見たことがありませんでした。まず、見て思ったのは、絵がとてもきれいだな、ということです。絵を見ているだけでも楽しいです。手塚作品のキャラクター、ブラックジャックなども出てきます。
石丸博也さんは、軍用犬アレグロの役です。軍用犬だから、人間の言葉はひととおり分かるということで、猫のコーダと、雌鳥のメヌエットの通訳をします。通訳をする時に、「コケコッコー」と言うのですが、その言葉の表情も楽しく、とてもいいです。石丸博也さんが出演されているアニメの中でも、石丸博也さんの魅力がよく出ている、素晴らしさ、楽しさでは、私の中ではかなり上位にきます。
富山敬さんが、ロバのラルゴ役で出演されています。最初の方は、人間の言葉を話さず、「ブヒブヒ」という鳴き声だけの表現でしたので、「もしかして人間の言葉を話すシーンはないのかな。」と思いましたが、そんなことは、ありませんでした。ラルゴは、ゆったりとしたおっとりとした性格で、その話し方もまた面白かったです。
中心となるメンバー4人の中では、アレグロが一番皆をひっぱる感じの役だったと思います。
平和を願うという、物語のテーマもよく、声優さんも豪華で、一度ご覧になられたらいい作品だと思います。役の名前が、みんな音楽に関係する言葉だというのも、楽しいです。
アレグロは、DVDジャケットの4人の一番左(ブの文字の下)です。